専攻の特色

新しい機能と特性を持った極限物質・極限材料の創製

 物質科学創造専攻では物質・材料の多彩な潜在能力を開放し、新しい機能と特性を持った極限物質・極限材料の創製を目指しています。 優れた機能物質の発見は、その時代のシステムテクノロジーの流れを大きく変えてきました。
 半導体が情報処理能力や発光機能を持っていたことを予言した人はいなかったでしょうし、高温超伝導がセラミックスの中から現れたことも、 また有機化合物の液晶が表示デバイスの主流へ育ったこともこれらの物質の基礎研究に取り組んでいた研究者たちを除いては、想像を超えた展開であったに違いない事でしょう。
 更に新構造材料の開発は、一昔前には単なる夢物語でしかなかった東京湾横断橋を実現させ、宇宙ステーション計画をも可能にしてきました。

幅広い機能に根ざした研究フィールド

 本専攻では、物質の力学的、電気的、磁気的、光学的、および化学的性質に関連した研究が活発に行われています。 物質の本質に迫りつつある若い研究者集団の中で、だれも予想できない新しい現象が見出されるかもしれません。 ここは新入生諸君の活躍するフィールドでしょう。

本専攻の目的

これからの科学・技術の発展は美しい地球環境を守り、快適な人間空間を確保することと矛盾があってはなりません。  このような人間環境や産業環境を取り込んだグローバルな系を扱う研究分野では、広い視野と総合的判断力が必要となります。 ここで、隣接する境界領域分野だけではなく、離れた異分野の研究者とも協力して研究・教育が推進できる柔軟性が要求されます。
 物質科学創造専攻では、これらの実践を目的の 一つとしているのです。